日本にフリーランスでやってるリクルーターはいないのか

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7月です。今年も後半に入りました。週末の予定は全て雨で中止。外をぼんやり見ながらフリーランスの生き残り戦略に想いを馳せます。

私がやるオンサイトの仕事はほとんどサーバ系の仕事です。大手のSIer事業者のビルに常駐します。ウチみたいなとこが大手と直取引できるわけはないので、実際はSIer事業者のビルに常駐している別会社と契約します。いわゆるSES契約です。Linuxサーバ環境のメンテナンスチームに加わってプログラミング作業を担当するのが私の立ち位置です。

プロジェクトのどの工程で参加したかによりますが、たいていは契約期間が1年〜3年のお仕事です。入金が手堅い点は良いのですが、欠点もあります。契約更新は3ヶ月単位なので、いつ契約終了になるかわからりません。人員削減が始まると一番初めに整理されるのが自分達なのでまったく寝耳に水。どこのプロジェクトでもギリギリまで告知しないので困ります。

大契約終了したあとが大変です。やることは2つ。まずはスキルの棚卸しです。ドッグイヤーといわれるIT業外。進化が早いのはSIer界隈も例外じゃありません。各cloudサービスもDocer対応してきてます。インフラもコードを書くように管理されるようになれば、SIerもクリエイティブな仕事になる。おっと、話が逸れました。未来がどうなるかは私にはわりませんが、大きな変化の予感はあります。現状に甘んじてはいけません、キャッチアップは重要です。

もうひとつは次の受託仕事を探すこと。そんなのは派遣会社に登録すれば解決しそうですが、なかなかどうして難しいのです。自分で仕事を探すときはユーザ企業と直に交渉します。書類審査を通ったら、待遇や労働条件、リスクや将来的計画など回を重ねて話し合います。お互いの直接の利害に影響するのでかなりガチな話し合いです。こっちでは好感触だと思っていても落選することもあります。しかし派遣会社に依頼すれば全て派遣会社の担当者が行います。こっちの業務経歴書とスキルシートを預けて希望にあう募集に引き合わせまで全て丸投げです。しかしエンジニアのスキルは数値化できる類ものではないので、事務職のMOUSEやTOIECで評価するようなやりかたではうまくいかないです。ユーザ企業との面談もありますが時間も短いので突っ込んだ話はしません。現場に入ってから業務内容や労働条件や待遇でミスマッチが起きます。仲介料を払っているのに自分でユーザ企業と交渉しなければならない羽目になります。すごく仕事がやりずらいので勘弁してほしいです。

今日はこの本を読んでました。シリコンバレーでは大手派遣会社の他に、個人やっているリクルーターが活躍しているとこの本に書いてある。会社の看板ではなくて自分の築いた信用の上で人の仲介をします。つまりリクルーター業のスキルで起業した”プロフェッショナルのリクルーター”です。オンサイト期間中に契約交渉を同時進行でやるとはとてもわずわしいです。そういった交渉は全て引き受けてくれる人が欲しい。日本でもヘッドハンティングを生業している人達はいるらしいが、そういうスポット的な仕事では、契約期間中も継続的にフォローしてほしいのだ。もし契約金の2〜3割の手数料で優秀なリクルーターが雇えるなら是非お願いしたい。やっぱり、いない?仕事は自分の気合と熱意で探すしかないのか。

最近やったを書いておきます。
Web関連、問い合わせ対応が数件。
アプリ開発、githubで見つけたiGlyphTrainerのソースコードをビルドすべく解析中。Static LibaryとFrameworkも作製中。Appleのサイトでサンプルコードが新しくなっていたのでダウンロドードしてビルド。iOS9向けのソースコードもアップされている。
ブログ、他人にはあれこれアドバイスしているのに自分のことになるとサッパリできてない
営業活動、新たな求人サイトに登録。優先すべきはポートフォリオだよね。
スキル棚卸し、dotinstallでnode.js入門を視聴中。

昭和のソフトウェア開発のカオスさ加減

http://bbpromo.yahoo.co.jp/special/showa/

昭和のビジネスを再現してみた

おじさんなので「昭和のビジネスを再現してみた」のタイトルに飛びついてしまった(笑)。でも記事中の”書類を風呂敷に包んで持って行く”なんてのは聞いたことない。テレックスエアーシューターも見たことがない。調べた感じじゃ、これらの装置は1990年ごろの話を記事にしていると思われる。ところで当時のソフトウェア開発はどうやってたのか。インターネットがないからGoogleもGithubもない。Webサイトもない。まだWindowsもなかった。じゃプログラマーは何を作ってたのか、どうやってたのか。あくまで個人的な状況をまとめてみました。

コンピューター

1990年ごろ
スパコン(汎用機)とミニコンが主流。さらに小型のワークステーションと呼ばれるオフィスに置けるようになった机サイズのコンピュータがあって私はそれでソフトウェア開発をしていた。OSはUNIXで開発言語はC言語とFORTRAN77が多かった。これは結果的にこの組み合わせが多かったというだけで、プロジェクトチームが変わるたたびにOSから勉強し直す必要があった。
そして21世紀
DOS/V機とWindowsの登場によって小型コンピューター業界のカオスは解消された。大別するとパソコン(Windows)、Mac、サーバーの3種になった。

技術習得方法

1990年ごろ
仕事で使うプログラミング言語を学ぶ環境は仕事場にしかなかった。コンピューター付属のマニュアルで調べるか、先駆者に教えてもらうしかない。全てOJTでした。
そして21世紀
Web系開発やモバイルアプリ開発ならインターネット、書籍、セミナーなどで会社に頼らずに学習できるようになった。

資料や設計書の作成

1990年ごろ
資料を作るときだけPC98を使っていた。まだ、モノクロのラップトップがチームに1台あるかどうかだった頃なので、アルバイトに来てもらって自分らが手書きで書いた資料を打ち込んでもらっていた。MS-DOS上で一太郎、花子、ロータス123を走らせたてた。議事録や打ち合わせの資料などはまだ手書きだった。
そして21世紀
MacユーザですがMS-Officeを使ってます。

社外との連絡の手段

1990年ごろ
業務連絡は電話とFAX。電話は2、3人に一台くらいの割合であった。週一の進捗会議はお客さんのとこへ出向いてやってた。データの受け渡しは磁気テープフロッピーディスクでする。郵送ではなくて担当者が直接、届けに行く。もし渡した媒体で読み込みエラーが起きたりすると翌日にまた届けにいってた。
そして21世紀
連絡もデータ送付も電子メールです。個人的にはチャットツール、SNS系に移行したい。ずいぶん前からFAXは使わなくなりました。

チームのコミュニケーション

1990年ごろ
資料は回覧していた。コンピューターはコンピューター室にあるので自席に人の間を遮るものはない。そのせいか何か異常を発見するたびに「ちょっとコレ見てくれる」と軽く声をかけてあってた。上座に座っている上司にも仕事ぶりが丸見えだった。情報共有はしやすかったが、ずっと話しかけられてばかりで仕事が進まないこともあった。
そして21世紀
今はメールに返事しているだけで1日が終わってしまいます。リモートワーカーの人たちはどうしているのだろう

まとめ

もしもインターネットの普及しなかったら私は会社を作ろうなどとは思わなかったし、この歳までピンでプログラマーを続けてこれなかった。インターネットの世界はドッグイヤー。常識なんてあってないようなもの。日々、進化します。どうなりますやら。

この本にもお世話になりました。C言語から浮動小数点演算するために呼び出してた。リンクすると起きる定義の不一致のワーニングに悩んでたっけ。

今後、エンジニアとして生き残るには英語が話せないとダメかも

サイコロ

英語が話せないので滞っている事案がある。

1.Amazonへの問い合わせ

日本にもサポートはあるのだけど、KindleとAWSの問い合わせると米国から電話がかかってくきたことがあった。こちらの要望が通じればかなり早く対応してもらえるのだけど、現地(日本)サポートに転送をお願いするのが精一杯。

2.eBayの出品枠の交渉とアカウントロック解除

取引の信用がついけば自然に取引枠すると掲げてはいるが今のところ変化の兆しなし。聞くところによると電話で担当者と交渉しないと条件は変わらないらしい。eBayは世界中に支店があるのだけど、日本からはかなり前に撤退しているので、どこかしらの海外支店に電話するしかない。もし出品に何か規約違反があったと判断されるとアカウントロック(取引停止)になることがある。そのときも担当者と電話で交渉しないと解除されない。

3.Swiftプログラミング情報は米Appleサイトにしかない

日本の開発者コミューニテーに参加しても情報ソースは米Appleサイト。Youtubeに良さそうな解説ビデオもあるのだけど字幕がないので何度再生しても聞き取れない部分は聞き取れないまま。

4.LinkedInの対応

いっそのこと海外にアウトソースできるようになれば仕事の幅がひろがるのだけどね。そんなの夢のまた夢。


これを読んでます。Kindle版もあります。英語を習うといっても海外に移住するわけではないので、目指すのはIT英語レベル。

オンプレミスからクラウドへ

猫

仕事場にパソコンを使ってサーバを立てるのをやめます。ローカルな開発で使うサーバはVagrant上で行う。そういう使い方に耐えうるくらいのにマシンを高機能化する。いくつも契約しているレンタルサーバはVPSへまとめる。またはクラウドサービスへ移行する。具体的な移行するサービスは以下のとおり。

さくらVPS
デジタルオーシャン
アマゾンAWS

移行したことによるメリット
・サービスの安定性が向上
ハードの老朽化によるトラブルの心配なし。たとえ災害で仕事場が焼失しようとも業務は再開できる。
・労働環境の改善
埃っぽくなりがちだった置き場所のスペースが使える。マシンの熱と動作音も無くなった。
・パフォーマンスの向上
外部からのスループットは飛躍的に向上。業務用途に合わせて柔軟に拡充もできる。

デメリット
・技術的な難度は高くなる
・クラウドサービスは料金体系が複雑なのである日、目玉が飛び出るくらいの請求がくる可能性がある。
・操作パネルの使い方が会社によって違う。GUIになかなか慣れない。

今までは高嶺の花だったVPSも手ごろになりました。さくらVPSなんてレンタルサーバと変わらない料金でサーバのroot権限が取得できます。デジタルオーシャンはSSDなのでそりゃもうキビキビと反応します。こうなるともう自宅にサーバをたてようって気は起きないです。

話が変わりますが長いこと変化のなかったインフラ業界にも新しい波が来てます。Linux KVMなどのハイパーバイザー型製品からDockerようなコンテナー型の仮想化製品が注目が集まってます。この変化は小さな会社にもメリットありそうな気がしてます。

これ読みました。爆発的に成長したLINEのなかのエンジニアの対応エピソードは実践的。自分の仕事をくらべてやることのスケールのが大きいので痛快でした。技術陣営にあのスピード感とスケール感があればこそLINEは成功したんでしょうね。

「プログラミング言語C K&R版」を買ってから30年たった

梅

最近、「プログラミング言語C 第2版(訳書訂正版)B.W.カーニハン/D.M.リッチー著」を、codeiqの問題をC言語で解くために使ってます。いわるゆるK&R本と呼ばれている本で経典と言われるやつです。リンクは2版ですが、1版を買ってます。もう、30年も前のことで紛失してしまってます。2版のカバーには「定価2800円(本体2718円+税82円)」と書いてあります。消費税もまだ3%ってことです。なんとも言えない時間の重みを感じます。今でもAmazonで買えるのはすごいことだし、2版のままなのもすごいし。そもそもC言語がこんなに長く使われていることがすごいでしょう。ちなみに、このK&R本にはカーニハン博士がパソコン通信で日本の翻訳者に送った手紙が掲載されてます。硬い内容の本の中で唯一の和みのポイント。ほんの一部ですが博士がローマ字で日本語を書いてます。

『プログラミング言語 C 第 2 版』 正誤表(2013.1)

Linux Shellを勉強し直す

カモ

Shellスクリプトは今まで相当な量を書いているのに、毎回のように誤記ではまるポイントがある。括弧のつけ方や記号、空白の空け方でミスってる。そこでいつどこで作業しようともすぐに実績のあるコードをコピペできれるように雛形を作っておこうと考えた。今まで使い捨てしたshellスクリプトをまとめて部品化する。そこまだは良かった。しかし、過去に自分で書いたコードがあんまりも雑で汚くて腹が立ってしまたないので書き直すことにした。bashを中心に基本から勉強し直しです。

参考にした情報は以下のとおり

ドットインストール
シェルスクリプト入門 (全18回)
動画なので電車の中で観てもポイントは把握できます。

@ITで2000/7/27から2000/12/6まで連載されてた記事。
連載記事 「ステップ・バイ・ステップ・シェルスクリプト」
2000年に公開ってことはまだ20世紀だったときに書かれた記事ですが、今でもまったく古くなっていない。日進月歩なITの世界でこれは本当にすごいことだと思う。

@ITで2011/11/25から2012/9/14まで連載されてた記事。
連載記事 「スマートな紳士のためのシェルスクリプト」
ワンランク上を目指すならこれはおすすめ。OSハック的な深い話もあり、”[“(ブラケット)コマンドもこれで悩まない。

自分の本棚から取り出し読んだらすごい良記事だった。何度も暇さえあれば読み返してる。
Software Design (ソフトウェア デザイン) 2014年 01月号 [雑誌] 雑誌 – 2013/12/18

リモートワーク

酒瓶

2014-02-14 20.52.47
ローカルな話で恐縮です。皆様のおかげで作業は無事に完了しました。特に休日を返上して対応してくださったI氏には感謝、感謝です。ありがとうございました。

今回の対応では積極的にSNSやチャットツールは使いました。すれ違いや誤解もあって、お世辞にもスムーズな進行ではなかったです。些細な認識の違いから分裂寸前の状態になったり、クライアントさん都合で中断されていた時期もありました。何度もダメかと思いました。それでも無事に完了し精算まで漕ぎ着けました。いろいろお叱りはあると思いますが、リモートだけでやったにしてはまずまずの成果です。

今後もリモートワークは広がって行くでしょう。それは自分が雇用される場合ばかりではなく、雇用する側になる可能性も含めます。雇用の形も変わるでしょうし、企業のありかたも変わります。楽しみですね。

クラウドソーシングのクラウドはクラウドはCloudではなくCrowdだよ

クラウドソーシング

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クラウドソーシングのクラウドってアイクラウド(iCloud)やクラウドコンピューティング(cloud computing)のCloud(雲)ではなく、Crowd(群衆)でした。そうだったのか、危ないとこだったぞ。

20130824_ok

ウィキペディアのクラウドソーシングの説明はここ

クラウドソーシングは、今までの人材マッチングや、SOHOの互助会的なサービスとは違って、仕事する側も仕事を頼む側のどちらも活性が高い。インターネットだけで全ての取引ができるようになっているので、最後まで対面せずに終わせる点も人気らしい。

余談ですが、対面しないスタイルでスマートフォンのアプリ開発とか、ポータルサイトの構築などをやると悲惨な事になります。最後まで完成しないか、完了したにしてもまともな品質になりゃしません。初見で継続性のない関係でお互いが満足する成果を残すなんて無理です。もし、インターネットだけで全て完結する作業にこだわるならタスク(*1)のような具体的で期間も短い案件をオススメします。

*1.大量の作業を大勢の作業者に分配した形式。または短期間で終わる固定給の仕事。