CPUが1GHz以上でメモリが2GB搭載なら7へのアップグレードがお得

パソコン画面

グラフはSeptember, 2013のもので、
http://www.netmarketshare.com/より引用。
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XPサポート終了対応まで半年を切り、一般メディアでも取り上げられるようになりました。オフィスでは今も1千万台のXP搭載パソコンが稼働していて、毎月100万台のペースでXP搭載パソコンが入れ替えされているといいます。割合でいうと全体の1/3がXP搭載機です。自分も他のオフィスに伺う事もありますが、Windows XP搭載機は置いてあっても稼働はしてないです(信じがたいことです)。あと半年で1千万台のWindows7か8の搭載機に入れ換える。パソコン本体が5万円だとしても500億円です。全てのオフィスのパソコンが入れ替わる訳はないでしょうが、OSの入れ替えや各ソフトのバージョンアップは必要です。機能拡張など望んでいないのに出費を強いられるとしたらユーザーはたまったものではないです。

そして個人利用のお話。年末にむけて大型電気店へ行けばパソコンの買い替えをすすめてくるでしょう。しかし一般の人には寝耳に水。地デジ対応のときだって知らない人は知らないままでした。自分がつかっているWindowsのバージョンすら判らずに使い続けそう。そうではない情報リテラシー高め、または腕に覚えがある方。そういう人にはWindows7のアップグレード版も検討してください。かなりお得にXPから7に移行できますよ。

このページ(Windows 7 のシステム要件)で確認できます。

余談ですが、生活時間を冬パターンに切り替えます。日の出が遅くなったので、あんまり早起きしても真っ暗なのと、毎週月曜日の未明から朝まで外出しておりまして、少し仮眠を取ってからでないと集中力が続きません。特に年内の月曜日に至っては始業も遅めにさせていただきます。

半沢直樹に感化されてブログのサブタイトルを「バブル世代の生き残りエンジニアが生涯現役を目指す奮闘記」に変えました。どうでもよいディテールは時流の乗ることします。

再インストールしたXPでWindows Updateができない

パソコン画面

2014年4月でWindows XPのサポートが終了します。XPサポート終了前に、再インストールしてパソコンに累積したエラーを解消しておきたいとか、異音を発してるハードディスクを交換して延命しておきたい。ところが、XPを新規にインストールした状態では、Windows updateが実行できないんです。

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Windowsのインストールくらい簡単さと思ってたら、けっこうハマりました(*1)。自分が試行錯誤して得た結論としては、何はともあれSP3をインストールしろってことです。あとは自動更新で勝手にアップデートしてくれる。

SP3のisoイメージの入手方法
1.Windows XP Service Pack 3 – ISO-9660 CD イメージ ファイルへアクセス

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2.「ダウンロード」を選ぶ
3.(推奨)の方を無視して「このプログラムをダウンロードする」をチェックし「次へ」をクリック
4.「その他の推奨ダウンロード」は何もチェックせず「ダウンロードせずに続ける」をクリック
5.isoイメージのダウンロードが始まる(約400MB)

SP3のインストールは時間がかかります(*2)。SP3のインストールが作業が終わって再起動すると、いつものWindows updateが実行できます。古いマシンはスペックも低い。反応が鈍いです。ただ工場出荷状態に戻すだけで1日仕事です。まだ段取りの段階で何もしてない。作業工数の見積もりや、スケジュールするときに、この点は要注意です。

(*1)メッセージに従ってページをたどっても迷子になります。まずMicrosoftのサポートページでIE8へアップデートするように要求されます。他にもいくつもアップデートを要求されるので、なかなかWindows Updateができるようにはなりません。

(*2)ここでは他にもインストールする予定があるので、iosイメージをダウンローしてCDにしておきました。

サポート終了間際のXPパソコンを目の当たりにして判ったこと

ノートパソコン

現在、仕事場にXPパソコンがあります。お世話になっている人からの預かり物です。

スペック情報
型番 SONY VAIO PCG-FX55Z/BP(J) / PCG-9E2N
CPU Duron 500Mhz
HDD 30GB(ATA)
メモリ 256MB
画面 15型SXGA+対応TFTカラー液晶(1,024×768)
OS Windows XP Home edition
バンドルソフト Microsoft Office XP Personal(2000)
発売日 2002年05月中旬
本体重量 約3.1Kg
販売価格 オープン価格(推定で25万円前後)

メーカーページ:http://vcl.vaio.sony.co.jp/product/pcg/pcg-fx55z.html

まずは下調べ。標準で128MB×2で256MB搭載してます。ずいぶん少ないようですが、ソニーのカタログによると「大容量256MB(128MB×2)を標準装備」となってます。サイズに選択肢はなく最大搭載量が256MB。ちなみにWindows XPの動作条件は最低で256MBメモリで推奨は512MBメモリです。このスペックでMS-Office2000をインストールしちゃってますから更にメモリは枯渇します。これらの状況から推理するとこのパソコンは新品ときからけっこう反応が鈍い状態だったはずです。

判ったことその1 2014年XPサポート終了問題ではハードウェアも古いことを意識しとかないといけない

パソコンとご対面。依頼者も来春でXPのサポートが終了する事は知ってました。今は全く使ってないパソコンで、しばらくこっちに預けていても困らない。必要なものなんですかと聞くと、長く使ってきたし始めてのパソコンなので思い入れがあると言ってました。私から見ればガラクタですが、きっと思い出の詰まった宝物なんでしょう。ほんとはパソコンの修理などは引き受けないんですが、なんせ世話になってる方です。結果にかかわらず費用は請求するということ、作業の催促はしないこと、この2つを条件に引き受けました。

判ったことその2 化石のような古いパソコンだろうと人は愛着を持つ

まずはパソコンケースからパソコンを出して気がついたこと。シフトのキートップがない。ブロワーで掃除でボコリだと思っていたのは動物の毛だった。電源を入れてログイン画面表示まで何分もかかる。ログインしてからも何回もアラートが表示されて了解ボタンを押さないと先に進めない。ほったらかしにしておいてもフリーズする。
何度もフリーズを乗り越えてシステムログを開く。最後の起動したのは1年前、Windows Updateしたのはそれよりも前。McAfeeは試用版でライセンスも切れてる。クリックするたびに何十秒か待たされるのと、画面が開く前にmscrt40.dllがありませんというメッセージが止まるので、ここまでやるのにだいぶ時間がかかりました。もう勘弁してほしいです。

判ったことその3 使い込まれたWindowsXPパソコンはOS以外の問題もたくさん抱えている

ここまでで判った事を依頼人に報告。何をどうしてほしいのか。とりあえずまとめるとオーダーは次の通りです。

・町内会で使ったMS-Officeの文書ファイルとデジカメの写真データを抜き出す
・登録してるメールアドレスを抜き出す
・できるならば再びパソコンとして使えるように復活させてくれると嬉しい

Windows Updateを実行するだけで何時間もかかる。コントロールパネルを開くとフリーズする。作業の邪魔しているもろもろのエラーを出ないようにしたいのに、対応はどんどん横道にそれていくばかりで直らない。日がな、ちょこちょことやってますが、未だに目的のバックアップもとれてない。進捗管理で言うなら「成果ゼロ」状態です。これはメゲます。

判ったことその4 どんなにエラーが気になってもこれから再構築するパソコンを直してはいけない

10年前のOSの対応するということは、10年前のハードウェアが前提です。いまどきのリソースがじゃぶじゃぶ使うような計画では通用しません。何かを解決しようとすると、また別のなにかの問題に突き当たる。今やっているのは業務用のパソコンの話ではありませんが、それでも、どうにも一筋縄ではいかないのが2014年XPサポート終了問題なんだと実感してます。

ログの調査にはコマンドプロンプトは便利でした。お手軽なツール言語としてDOSバッチが2014年XPサポート終了問題で活躍するかも。

Windows XPからWindows 8に移行するときの課題

パソコン

その1.Microsoft Office 2013も買わなければならない。

お仕事であれば当然WordやExceはインストールしてますね。Office 2003のサポート同時に終了します。パソコン本体の購入とは別にコストがかかります。パソコンとOffice 2013がセットで販売されてるのを買うのが一番お得です。

その2.Excelのマクロは動かない

Excel 2003で使っていた文書ファイル(Excelブック)にあるマクロを実行したら、コンパイルエラーとメッセージが表示されて実行出来ませんでした。他にも参照エラーとかライブラリーがどうとかいろいろエラーが出て、結果が出るとこまで行きつかなかった。ソースコードを見てもロジックは謎だらけで1つエラーを直すとまた違うエラーがでる。Excelマクロは社内で内製していると思いますが、これも改修を外注すればコストがかかります。

その3.業務アプリは作り直す

これは開発したソフトベンダーに対応してもらうしか無いです。

XPへの引っ越しの記事について

インストールCD

「業務的な要求からバージョンアップが必要となっているわけでもないのにここで新たな費用が発生するということは、ユーザ側の費用対効果の観点からは、まったく無駄な出費です。もちろんセキュリティレベルを維持する必要があることは分かっているのですが、そのための経費負担について、経営者を説得するのは至難の業でしょう。」

http://www.pcnw.gr.jp/column/no035.html

まさにその通りです。経理システムや顧客管理システムの導入の時に何百万とかかってます。導入したら使い放題というわけではなく保守やサポート契約で料金も払います。今度はMicrosoftがXPのサポートを終了するから、改修費がかかると言われた日には、どんだけ顧客から搾り取る気なんだ、っと言う気がしてきます。

Ubuntuのデスクトップはこんな感じです。Windows8に何の抵抗も感じずに移行できた人には問題ありませんが、たぶんそんな人はいません。Ubuntuは技術者や玄人向きのOSです。

しかし、リスクを覚悟でXPを使い続けるというのはありえない選択肢だと思います。自分たちが被害者になるならまだしも、加害者に加担してしまう可能性もあります。顧客にウィルスを感染させてしまったり、犯罪予告の犯人にされてしまうかもしれません。セキュリティを甘く見ると痛い目をみます。

「システム管理者の眠れない夜」 -ほんとうに価値のあるシステムを求めて (ITブッククラシックス)

日本のパソコンの33%は未だにXPだった!?

コーヒーカップ

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画像はnetmarketshareより

グラフは国オプションで”日本”を選択したときの統計結果です。日本のパソコンの33.6%がWindow XPだと言うのです。33%と言ったら1/3です。3台に1台ってことです。自分の関わる範囲ではほとんど見ない、っと言うか全く見ない。コンセントも抜かれてオフィスの片隅に追いやられているのを見たことありますが、それはノーカウント。いまどき、XPを使っている人なんて居ないだろうっと思ってました。

しかしホームページのアクセスログを見ると少なからずXPからのアクセスはありました(Windows NT 5.1/Windows XP)。パソコンメーカー、IT系メディア、某匿名掲示板などにXPの話題はあがってます。これは自分がXPを見かけてないだけで、未だにかなりの数のXPは頑張ってるってことですよ。なかなかこれが信じられませんでしたが、自分の認識を改めます。

全てのXPが来春からセキュリティアップデートされなくなる。これはかなり怖いことです。ある日からセキュリティアップデートされないパソコンがどっと増えるんです。セキュリティアップデートされなくなるということは、防壁に穴が開いたままになるのと同じです。もし弱点を見つけられたら横並びに同じワームに感染します。
ある日、XPのパソコンにワームに感染してDoS攻撃を始めたらどうなるでしょう。どんなに強力なインフラを備えたWebサービスだろうがひとたまりもないです。不正アクセスの踏み台に利用されたら経路が多すぎて特定なんて不可能です。

パソコンメーカーはここぞとばかりに買い替えキャンペーンをやってます。市販アプリを販売してるベンダーもWindows7/8版へのアップグレードをすすめてる。引きずられるように周辺機器も買い替えることになるでしょう。今、本当に必要なのは何なんでしょうねえ。来春以降も使い続けられるのが最も良いわけです。少なくても求めているのは買い替えやアップグレードの話ではないでしょう。XPユーザは黙って従うしかないんでしょうか。

ひょっとするとUbuntuに乗り換える需要も増えるかも。渦中のXPユーザの皆様には申し訳ないが、私はそれはそれで楽しいです。

Windows XPのサポートが終わります

インストールCD

【Windows XP/Office 2003のサポート、2014年4月9日で終了】

Windows XPとMicrosoftOffice2003のサポートが終了します。パソコンの問題はパソコンを買ったお店に聞いて欲しいのですが、なんども聞かれるのでXPのサポート終了したらどうなるのかを考えて見ました。

サポートが終了したXPを使うとどうなるか?
・MicrosoftがWindows Updateをしなくなります
・会計ソフトやアンチウィルスソフトなどの市販アプリのメーカーもサポートしてくれなくなります
・おおっぴらに取引先にXPを使っているとは言えなくなります
・あらゆる不具合は自己解決しなければなりません

新しいWindowsに乗り換えるのはどうしたらいいか?
・パソコンは買い替える
・周辺機器も買い直す必要があるかも(プリンター、スキャナー、モデムなど)
・市販アプリは全てバージョンアップまたは買い直さないといけません
・文書ファイルやアプリのデータはコンバート作業が必要です
・オーダーメイドアプリがあるとそれも開発が必要です
・ファイルをコピーしても業務アプリ、市販アプリはコピー出来ません

買い替えなくてもいいものはあるの?
・LAN機器はそのまま使えます

乗り換えが済んだらもう安心なのか?
・順番から言えば次は2年くらいでVistaがサポートが終了します

一番のネックは業務アプリの対応で、次が予算です。パソコン本体が安くなったとはいえ、業務アプリの改修や市販アプリのアップデートが費用がかかります。一般的に考えてWindows XP用の業務アプリケーションをWindows7/8で動くようにするというのはプログラムを少し手直しすれば良いというレベルのものじゃないです。やるとしたら100%作り直しと同じ事です。作り直しには時間も費用もかかります。

最後に、Microsoftの公式発表はこちら