COBOLerを育ててもレガシーシステムのマイグレーションは成らない

大ベテランのソトウェアエンジニアの人たちと雑談するとちょくちょくあがるのがCOBOLの話。1963年に標準化されたプログラム言語で金融系、インフラ系のシステムコンピュータシステムの多くはCOBOLで実装されているといわれてます。

COBOLって詳細はどんな言語だったか思い出しながらドットインストールのCOBOL入門を見ました。使っている教材はOpenCOBOLですが、1レコードは80バイト固定であるとか、7カラム目に*がある行はコメントになるとか、懐かしくて思わずニヤついてしまいます。

もう少し掘り下げて調べてみました。初版が2005年の情報処理技術者試験の教科書ですが、非常に互換性に重点を置く言語なので、ほぼ差し障りないでしょう。COBOLの特徴として以下のものをあげてます。

  • 40年以上も使われいる実績
  • プログラム言語の習得のしやすさ
  • 異なるOS間の移植性の高さ
  • ソースコードの見通し良さ

人材派遣会社の営業さんから聞いた話ですが、今でもCOBOLができるエンジニアは募集しているそうです。長年、業務にかかわってきたベテランがどんどん引退してしまうのでエンジニアが足りないそうです。システムを40年、50年と延命してきたのに保守するエンジニアがいない。エンジニアがないなら育てればいいのではないか。話はそうも簡単ではないんです。もし優秀なエンジニアがいてその人がCOBOL言語のエキスパートにしたにしても業務知識に精通してないのでは実力は発揮できません。稼働期間の長い大規模システムはどこもそうなのですが、戦力になるまで時間をかけて教育しなきゃないならプロジェクトチームの方だって困ります。